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フィジーの神話・民話 Fiji >>関連項目一覧位置的にはオーストラリアの北東。多くの島々からなる国で、陸地の殆どは多くはバヌア・レブと 最大の島ビティ・レブ島が占め、この火山地帯は熱帯雨林とサトウキビ畑からなる。島々はサンゴ礁や石灰岩の平坦な土地。 人間が住みはじめたのは紀元前1000年頃だという。現在の先住民族はポリネシア系とメラネシア系との混血。 多くはメソジスト派のキリスト教徒。また1800年代後半のイギリス統治時代に行われたインドからの移民の影響で インド系の村もあり、ヒンドゥーの寺院が建てられている。インド系の人口は全体の半数近くまでおよぶ。 フィジー系の住民が51%。伝統的な飲料カバは正式な席には欠かせない。メケという民族舞踊がある。慣習「タウブー」は友好関係に ある村同士の付き合い方のひとつで、 互いの村出身者同士が相手に冗談をしかけても失礼にならず、むしろそうすることを期待されている、というもの。 必要なもの隣の家から拝借したりするという。昔から富はみんなで分け合うものと考える。 (日本でもお隣から味噌、醤油を借りるということがかつてあった) ケレケレに訴えることもできる。ケレケレとは何かを依頼すること。習慣で所有者は依頼人の願いをことわれない。 漁が不調で食べ物がなくても、隣人が食事に招いてくれる等といった助け合いがケレケレらしい。 フィジー人の火渡りの儀式がある。伝統的に火を使う儀式尊重するという。 ベンガ島、火渡りの島で、由来の伝説がある。 ある戦士がウナギを殺そうとすると、ウナギが口をきき「助けてくれたら戦士と子孫に火を治める力を与える」と。 それで命をたすけたという。 今、戦士の子孫にあたる男達は、直径3m以上の丸い穴をほり、焚き付けと薪をつみあげ、大きな石おく。 何時間も燃やして、石を熱する。火渡りに参加する男は、伝統的な草のスカートをこしにつけ、はだしで石の上歩く。 挨拶は「ブラ!」 関連項目一覧
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