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ジッグラト zikkurat (ジグラット) ジグラート ziggurat >>関連項目一覧シュメール、アッカド、古代メソポタミアの祭礼の施設、塔。周囲に階段のあるピラミッド形の宗教建築。 バベルの塔との関係も指摘されることがある。 (一説ではバビロン市の中央にあった7層からなるジッグラト、エ・テメン・アン・キ(天と地の基礎の家の意) がモデルになったとも言われる) 名前はアッカド語 ziqquratu による。英語的表記にzik・ku・rat、zik・u・rat、zikurt等。 土煉瓦で建てられた階段のある寺院の塔はメソポタミア人の都市の顕著な特徴だった。 最も堂々とした遺跡はウル(紀元前BC2113年頃)に存在するジグラートは、 シュメール人が北方の故地において崇拝を行った山を模したものと考えられているようだ。 頂上に時には社を組み込んでおり、つねに都市神 の祭礼と関連付けられていた エラム人がジグラートを採用し、またスサではニッブルやバビロンの形式を踏襲し、 さらに広まった。 チョガ・ザンビルでは設計の点でも構造の点でもメソポタミア人のもの とは異なっていたようだ。 アシュール(アッシリア人)で 前13世紀に再建された神の寺院は、寺院とジグラートを一つの 複合体として結びつけたようだ。 参考文献 ・世界宗教事典 (青土社) ・ランダムハウス英和大辞典(ジャパンナレッジ) 関連項目一覧
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