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ガルガンチュア Ggargantua >>関連項目一覧フランス中世の伝説をもとにしたルネサンス期の小説物語にでてくる巨人。大きい口の巨人。 異端の司祭・医者であるラブレーの著作『ガルガンチュワとパンタグリュエル Gargantua et Pantagruel』 フランスのラブレーの長編小説。1532-1564年刊。 中世の伝説をもとにした、巨人ガルガンチュワとその子パンタグリュエルの 言行・武勲の物語。当時の権力風刺をした文学作品 ケルトの神話における、 名前は「大きい」の意味。母の巨人ガルガメルは「大口」の意。 小説で これらは 古フランス語gargole「のど、排水口」からきている。1590年代のスペイン、ポルトガル語ではgarganta「食道、のど」。 1520年代中期フランス語gargle「音をたてるために、泡立って」 ガーゴイルも同じ語源だという。 フランス、スペイン、ポルトガルの大西洋岸にはケルトの文化伝承が残っていた。 しかしこの語の元はラテン語gula「のど」からの「口」の意味らしい。 gargoleはgarg-+ *goule(方言)らしい。 14c世紀のgargouiller (のどの模倣、雨どい、ガーゴイルか。鳴るというか音をたてる) 余談だが、2013年のアニメ作品「翠星のガルガンティア」のネーミングと関係あるかは知らない。 参考資料 ・ONLINE ETYMOLOGY DICTIONARY ・日本大百科全書 (小学館) ・ ケルト文化事典 (大修館書店) 関連項目一覧
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