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タラスキュ・デ・ノーヴ Tarasque de Noves >>関連項目一覧


ノーヴの怪獣(タラスク)。大陸ケルトの神話伝承にある怪物。 フランス、ヴォークリューズ県のノーヴで発見された石に彫られた人食いの怪獣。紀元前BC3世紀のものという。
南仏プロヴァンスの中心地アヴィニョンのラピデール美術館蔵。

ケルトに独特の首切りの儀式、「切られた首」のテーマの好例といわれる造形で 後ろ脚で立った姿の怪物の前足が後ろ足の甲の上との間に左右2つの頭、首級を持っている。

タラスキュLa Tarasqueには、他にもセーヌ河の土手にいた怪獣が町を荒らすので勇者セント・マルタSt. Martheが退治した、 という伝説もある。 水木しげる氏の妖怪入門にはヨーロッパの絵画からとっただろうドラゴン様のタラスキュの絵が描かれている。

参考資料
ケルト文化事典 (大修館書店)
妖怪《世界編》入門 (1978年) (小学館入門百科シリーズ)


 
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