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ドゥルガ

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インド、ヒンドゥー神話の女神。シヴァの神妃。ドゥルガは「近づき難い」の意。もともとは彼女に敵対する悪魔の名であり、 悪魔を倒した時、記念してこの名を名乗った。

マヒシャによって天界が占領されてしまった時、神々が反撃にでるため、力を集中して吐き出した、憤怒の炎の中から誕生した。

その姿は十本の腕を持つ美女で、マヒシャ討伐のため、シヴァの三叉戟、ヴィシュヌのチャクラム、アグニの投げ槍、ヴァーユの弓、ヴァルナの法螺貝、 インドラのヴァジュラなど様々な武器を与えられた。

そしてヒマヴァット神から騎乗用に虎をもらい、マヒシャに戦いを挑んだ。

山が砕け、海水が陸地に溢れ、空の雲は散り散りになるほどの戦いの末、マヒシャの首を切り落とし戦いは終わった。

ネパールではマハ・カーリーがドゥルガと同一視される場合もあるようだ。

インドネシアの民話にも出てくる。

 
関連項目一覧
インド 【文化地域項目】
シヴァ 【インド:神】
カーリー 【インド、ヒンドゥー:女神】
インドネシア 【文化地域項目】
ネパール 【文化地域項目】

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