幻想世界神話辞典 〜
文化地域項目〜
大項目〜
リンク集〜
掲示板
〜
辞典TOP〜
インド、ヒンドゥー神話の女神。シヴァの神妃。ドゥルガは「近づき難い」の意。もともとは彼女に敵対する悪魔の名であり、 悪魔を倒した時、記念してこの名を名乗った。 マヒシャによって天界が占領されてしまった時、神々が反撃にでるため、力を集中して吐き出した、憤怒の炎の中から誕生した。 その姿は十本の腕を持つ美女で、マヒシャ討伐のため、シヴァの三叉戟、ヴィシュヌのチャクラム、アグニの投げ槍、ヴァーユの弓、ヴァルナの法螺貝、 インドラのヴァジュラなど様々な武器を与えられた。 そしてヒマヴァット神から騎乗用に虎をもらい、マヒシャに戦いを挑んだ。 山が砕け、海水が陸地に溢れ、空の雲は散り散りになるほどの戦いの末、マヒシャの首を切り落とし戦いは終わった。 ネパールではマハ・カーリーがドゥルガと同一視される場合もあるようだ。 インドネシアの民話にも出てくる。 関連項目一覧
●このページのトップへ● (C) Copyright Masahiro Aibara |