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13日の金曜日 Friday the 13th >>関連項目一覧


ヨーロッパ、英語圏などのキリスト教と結びついた忌むべき数、日にち。しかし聖書など根拠になるものは何もない迷信の類。

他の民族、古代ユダヤやインドでは13は神聖で幸福な数だったという。ギリシアやローマ、ヨーロッパでは凶運の数とされた。 13番の部屋や階を設けない場合がある。これは日本の4の数(四shi=死shi 不吉)と同じような考え方である。

これにキリストが死んだのが金曜日だとする説が結びついて「13日の金曜日」が不吉な日とされたというが諸説ある。またヨーロッパ でも地域・国で異なる。
(中世、テンプル騎士団が弾圧された日が13日の金曜日だったから、という説もある)

ちなみタロットカードの大アルカナの13は「デスDeath(死)」である。

ヘイエルダールは著書「アク・アク」の中で精霊の存在を信じるイースター島の人々に対し、 ヨーロッパ人も13番の部屋をつくらない等迷信を同じように信じているのだ、といっている。

 
関連項目一覧
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キリスト教 【大項目】

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