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レグルス Regulus >>関連項目一覧ヘレネス(ギリシャ)の神話・伝承の星座、黄道十二星座の1つ、獅子座(しし座)の一等星。α(アルファ)星。 しし座の明るい星として呼ばれていた。または獅子の心臓とも。 「レグルス Regulus」はラテン語で「小さい王、小王」の意味。1559年の記録がみられる。 レグルスの呼び名は、地動説で有名なコペルニクス(生没1473-1543年 プロシア生まれ ポーランドの天文学者,聖職者)が命名したという。 黄道上に位置するため(1/2 6しか離れていない)、古くから「王の星」とよばれ、星占いにとって重要な星だったという。 なお、古代オリエントでも、レグルスは伝説上の「天球の王」、アッカド名「アミル・ガル・ウル」だった。 レグルスは古代から観測されていた。 BC2000年頃のバビロン粘土版の観測の記録から、古代ギリシアの天文学者ヒッパルコスがBC130年頃に春分点の前進を発見した。 赤径で2h(経度が28 1/43)変化していた。 黄道に近いので月がそばを通り、月にかくされることもある。 1959年7月7日、レグルスが金星に食された。金星による1等星の食は数世紀おこらないという。 参考資料 ・ 星百科大事典 (地人書館 1984年) ・ ギリシア教訓叙事詩集―アラトス/ニカンドロス/オッピアノス (西洋古典叢書) ・ 星辰譜[Phaenomenaファイノメナ パイノメナ] (アラトス著) ・日本大百科全書 (執筆者: 小学館) ・ONLINE ETYMOLOGY DICTIONARY 関連項目一覧
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