幻想世界神話辞典 文化地域項目大項目リンク集掲示板辞典TOP

エオス(エーオース) Eos >>関連項目一覧


ヘレネス(ギリシャ)神話の曙(あけぼの)、オーロラの女神。ローマ神名はアウロラ aurora。
ティタン神族ヒュペリオンとテイアの娘。 太陽神ヘリオスと月神セレネと兄妹。
エオスはランポス(光)とファエトン(パエトーン 輝くもの)という名の二頭が引く馬車に乗って、 毎朝ヘリオスの出現を告げながら空を駆けるという。

同じティタン神族のアストライオスの妻で、風や星たちの母。ノトスやゼフィロス、ボレアース、明けの明星などを産んだ。

エオスは軍神アレスと交わったためにアフロディテの怒りを買い、罰としてオリオン、ケファロス、ティトノス、クレイトスなど 多くの人間の若者と恋に落ちた。

詩人たちは「バラ色の指をもつ女神」「サフランの衣をまとった女神」と女神エーオースを賛美した。
18世紀頃から、中緯度の極光が夜明けの光に似ているので、アウロラ、オーロラと呼ばれるようになったという。

参考資料
・日本大百科全書 (執筆者:小川正広 小学館)
・大辞泉 (JapanKnowledge)


 
関連項目一覧
ヘレネス(ギリシャ) 【文化地域項目】
ゼピュロス 【ヘレネス(ギリシャ):西風神】
ノトス 【ヘレネス(ギリシャ):南風神】
ヒュペリオン 【ヘレネス(ギリシャ):神】
ティターン 【ヘレネス(ギリシャ):巨人,神】
星、星座の神話 【大項目】

●このページのトップへ●


(C) Copyright Masahiro Aibara