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カンテイ 関帝(三国志の関羽) guan di(標)、Kuan Ti(広)* >>関連項目一覧*(標)-標準話、(広)-広東語での発音表記。関聖帝君(カンセイテイクン)とも。中国、道教、民間信仰の神。関羽雲長という魏呉蜀の三国時代(221〜265年くらい)の人物。緑の衣、長い髯、赤ら顔の巨漢で、鎧を着て馬の横に立った姿で描かれることが多い。身長は約270cm、髯は約60cmとも伝えられる。また、眉は眠っている蚕に似、鳳凰のような朱色の眼に影をつくるという風貌だともいう。髯については美髯公という呼び名や、蜀の軍師、諸葛亮が髯を褒め称えたという記録も残っている。元々3世紀の三国時代の武将であり、智勇兼備で信義に厚い人物であったという。 三国志演義が成立したという明の時代の1549年、民間信仰で人気のあった関羽のために関帝廟guan di miaoがつくられたという。 後の清王朝(1644〜1912)の時代、財神としての神格が確立したという。現代では財神、また万能神のような神格になっているとも。 元々の民間信仰では冥界の鬼将と考えられてた部分もあったのだという。 関連項目一覧
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