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ルー・ガルー ルー=ガルー loup-garou >>関連項目一覧


フランスの伝説に出てくる人狼。狼男。夜中に田畑をさまようという狼の姿をした男、魔法にかかった狼。ルーloupは「狼」の意。 ガルーgarouはそれだけでも「人狼」を意味する。

またはリュタン(妖精、悪魔)、あるいはリュパン(狼憑き)、リュバン(獣の妖怪、時として農民の保護者)、 リカントロープ(狼狂)などに属するともされる。 キリスト教によって伝統的信仰の対象だった精霊、家霊などが妖怪、悪魔化されたものらしい。

ある民話では暴虐の限りを尽くした領主が、その罰で妖怪の狼に姿を変えられたという。普通の狼より大きく、目は稲妻のような光を放ち、 口から炎と煙を吐き、弾丸も通じないという。風のように速く駆け、遠く離れた場所で同時に姿を見るようなこともある。ある樵が夜、 家に帰ると娘がこの魔物に襲われていたので、斧の一撃で重傷を負わせると人間の姿にもどった。男は「犯した罪の罰で、 永久に呪われた姿になったが、キリスト教徒の手で血を流されると呪いが解ける」と礼を言って死んだ。

余談だが2010年「ルー=ガルー」というタイトルのアニメ映画が上映される。

 
関連項目一覧
フランス 【文化地域項目】
ブルターニュ 【文化地域項目】
ビスクラヴレット 【ブルターニュ:狼,狐憑き】

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