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ンザンビ Nzambi >>関連項目一覧


中央アフリカの西部全域、ナミビアのヘレロ、ザンビアのロジからザイール、カメルーンの多くの民族でニャメ、ンジャンビ等含めた形で見られるという(アカンのニャメとは関連するか不明)。

16世紀のバンツー語の最古の辞典(『コンゴ』辞典 著:ジョルジュ・ド・ジールGeorges de Gheel(〜1652))でバコンゴで使われていたことが確認できる。

また「フィオート民俗記」(ロンドン板デンネット 1898)には西アフリカの伝承の記述にンザムビ(大皇女の意)という諸動物の母である母神がみえる。

以下、アンゴラでの資料をあげるが現コンゴ(旧ザイール)・アンゴラは隣接した地域である。

アフリカ南部、アンゴラのバコンゴ民族の神。太陽と同一視され、全知全能であるという。

貧しい人を世話する神であり、正しく慈悲深い神であるという。また決して邪悪なこと、悪行を行うことのない、宇宙の支配者であり維持者。

一人一人の個性、趣味、特性の違いは、ンザンビが人間を創造した時に与えられていると考える。

 
関連項目一覧
アフリカ 【文化地域項目】
ンジャムビ 【アフリカ中部:神】

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