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ロノ >>関連項目一覧

ハワイ諸島で古くから最も敬愛されていた農耕神、豊穣の神。または天の神。カネ神やクー神と共に最初の男女を創造した。伝承では、今は遠く離れているが、いつか必ず帰ってくると信じられていた。

マカヒキというロノ神の祭りが毎年一月に盛大に行われ、その間労働、戦争はタブーとなり、人々は踊りや競技にあけくれる。5、6mの棒の先にロノ神の像をつけ、はりだした腕木からタパという植物繊維の布をたらした物が祭りのシンボル。

1779年、キャプテン・クックは、この祭りの時期を選んでやってきた。帆船がこのシンボルにそっくりなこともあり、島の人々はロノ神かと思ったが、人間であると気付き、その反動と行き違いからクックは殺されてしまったという。

 
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ポリネシア 【文化地域項目】

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