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熾天使セラフseraph、セラフィムSeraphim >>関連項目一覧


キリスト教の神話、伝承における天使の9つの階級、位階(ヒエラルキー)の最高位の天使。単数形セラフ(サーラーフ)、複数形セラフィム。

名前はギリシャ、ヘブライ語で「燃えるもの」の意。神に最も近い位置にいて神に対する愛で体が燃えているからだという。 人間の前に現れる時は6枚の翼と4つの顔を持った姿ともいう。

この熾天使はヘブライ語でトリスアギオン(三聖頌)、「聖なるかな、聖なるかな、昔いまし、今いまし、のち来たりたまう、 主たる全能の神」を不断に唱え、御座のまわりをめぐっているともいう。

なお、単数形セラフは1667年、ミルトンが複数形セラフィムから作り出したようである。

 
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天使 【天使】
キリスト教 【文化地域項目】

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