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トゥハン・ヤン・マハ・エサ tuhan yg maha esa >>関連項目一覧


インドネシアの民話に出てくる。トゥハンは神、マハは最高の、至高の、エサはただ一つの、の意。唯一の至上の神のこと。

例えば仏教徒にとっての釈迦、イスラームにとってのアッラー、ヒンドゥー教徒にとってのシヴァ神やヴィシュヌ神のような存在をさす。特定のトゥハンという神格があるのではなく、それぞれの人々にとってのトゥハンがいる、というもの。

ある民話では、バタラ・グルがドゥルガにそそのかされ、赤子のウィサングニを殺そうと天界の火山に投げ込んだが、かすかな光が赤子を包み、護ったという。

この光がバタラ・グルの父であり、全ての人を救うトゥハンだという。そのような人々を救う働きを至上の神と呼ぶのがこの語の意であるらしい。

 
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インドネシア 【文化地域項目】

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