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エウシュカルドゥナック(バスク)の神話・民話 Euskalduak (Basque) >>関連項目一覧イベリア半島における最も古くからの先住民族で、バスク Basqueは異民族側の呼称である。 現在の自称民族名はエウシュカルドゥナック Euskalduak、エウスカルヘリア Euskal Herriaなどがそれにあたるようだ。 「エウスカルヘリア Euskal Herria」は19c世紀の民族運動の際に、サビノ・アラナ・イ・ゴイリによって作られた名称である。 「エウスケラ euskara」という母語を指す言葉が語源で「エウスケラを話す人々」をいう。 同様に作られた「エウスカディ Euskadi」は民族総体、居住地域などの意を含む言葉だという。 エスパニャ(スペイン)における行政区名にも使われているの。 エウスカルヘリアの人々が住む地域は行政的にはフランスとエスパニャの2つの国に別れている。 これは多くの民族でも見られる現象だが歴史的には自称民族名は強く意識しなかったようだ。 フランスとエスパニャ両国にまたがるピレネー山脈西端麓から、ビスケー(ガスコーニュ)湾岸一帯が伝統的な居住地域。 系統と起源はイベリア系、カフカス系、イマジゲン(ベルベル)系など諸説がある。歴史的、伝統的に地域で独立した自治を行ってきた。 また幾つかのエウシュカルドゥナックのグループが協力してナバラ王国という国家を組織したこともあった。 ナバラ王国の宮廷、行政の公用語はカスティヤ語であったが、また中世にかけてラテン語が広まるなか、母語を守ったと言われる。 ベレー帽などの伝統的服装、音楽、舞踏、競技(ハイアライ jaialai、木割)などを今に受け継ぐ。 関連項目一覧
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