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聖ルカ Loukās(ギリシア語)、Luke[英語]、Lucas >>関連項目一覧


キリスト教の伝承、新約聖書に登場する人物。パウロの協力者で ギリシャ、小アジアに布教したという。 教養ある医者であったといわれる。「ルカによる福音書(ルカ伝福音書)」「使徒行伝」の著者。 後に、医業と画家の守護聖人

10月18日が聖ルカの日で この日には土が軟らかくても硬くても種をまかなかえればいけないという。

ルカの名は新約聖書に3回でてくる。 使徒パウロが弟子テモテにあてたとされる書簡のなかで「ルカだけがわたしのもとにいる」 (「テモテ書―第二の手紙」4章)
パウロの述べた「愛する医者ルカ」(「コロサイ書」4章)
同じくパウロの述べた「同労者ルカ」(「ピレモン書」24節)


「ルカ」は、原始キリスト教会のエルサレム教団の代表的人物の1人に対する愛称、という見方もあるようだ。

1719年、包囲攻撃を受けていたシシリー島シラキューズの聖ルカの大理石像が涙を流したという。

余談だがジョジョの奇妙な冒険(第5部)には「涙目のルカ」という人物がでてくる。

参考資料
・「キリスト教文化の常識」石黒マリーローズ:著 講談社現代新書
・「聖者の事典」エリザベス・ハラム:編 鏡リュウジ/宇佐和通:訳 柏書房
・「日本大百科全書」(小学館)[執筆者:定形日佐雄]
・大辞泉 (JapanKnowledge)

 
関連項目一覧
キリスト教 【文化地域項目】
[守護]聖人セイント 【キリスト教:聖人、聖者】

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