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マンザンチョウ 慢山帳 ●関連項目一覧●

韓・朝鮮半島の伝説に出てくる宝物。四、五尺ほどの錦の布でどんなに大きな物も、小さな物でも丁度に包むことができる。

琉球の王子が、大和に捕らえられている父王を助けるため、様々な宝を献上しようと用意した品物の一つ。

大和へむかった王子の船は、嵐で難破し耽羅(タンラ)国に流れ着いてしまう。耽羅国の王が、この不思議な宝を欲しがったが、王子は「他の品はいくらでも差し上げるが慢山帳と酒泉石だけは駄目だ」と断わった。

耽羅国王は力ずくで奪おうと考えたが、それを察知した王子は宝を海底に投げ捨てた。

耽羅国王は王子を捕らえ、殺したが、この事が宗主国の新羅国王に知れ重罪に処せられた。

 
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韓・朝鮮半島 【文化地域項目】

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