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オメテオトル ometeotl >>関連項目一覧


古代の中央アメリカ先住民族の神話。アステカ民族の宇宙創造の両性具有神。あるいは物事の二面性の支配者。

別名が複数あるのは、多くの姿を持っており、最も顕著な姿をとる時の呼称が4つ、
オメテクトゥリ−オメシワトル
トナクテクトリ・トナカシウアトル
イン・トロッケ・ナウアケ
イパルネモアニ
で、半身は男神の太陽神、半身は大地の豊穣の女神の神格も持っていることが多い。

この内、オメテクトゥリ(オメテクトリ、オメテクートリとも) ometechtli、トナクテクトリ(トナカテクトリとも)を男神に、オメシワトルを女神ととる資料もある。

オメテクトゥリについては「二つの物事の主人」の意である。

また全ての存在の源で、男と女、光と闇、運動と静止、秩序と混沌などの合一を表す。

オメテオトルは、宇宙を創造し、13層から成る天上界の最高位の2層オメヨカンに住んだ。他の神々を産み、ワニの様な怪物の上に地球を創造した。

また天界から女性の胎内に魂を落として、人間の生命を生み出した。

また色分けされた4人のテスカトリポカ、あるいはウィツィロポチトリ、シベ・トテク、ケツァルコアトル、テスカトリポカの4人の子供を産んだという。

 

関連項目一覧
アメリカ先住民族 【文化地域項目】
メキシコ 【文化地域項目】
テスカトリポカ 【中央アメリカ先住民族:アステカ民族:神】
ケツァルコアトル 【中央アメリカ先住民族:トルテカ民族:アステカ民族:神】

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