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ソール(トール) þórr >>関連項目一覧


トールとも。オーディンとフィヨルギュン(大地 ヨルズとも。)との間に生まれた。北欧神話における雷の神、 天空、豊穣の神格も持つ。 またミッドガルドの法と秩序の神でもあるという。 雷神、戦車を駆るものと呼ばれる。

強力な魔法の槌ミョルニルや、この槌を持つための手袋、 アースメギン(神力)を増すことのできる 魔法の帯メギンギヨルズなどを持っている。
タングニョースト、タングリスニルという二頭の山羊にひかせた車に乗る。この二頭の山羊は屠って食べても、 ミョッルニルで浄めれば 生き返る。

1200年頃、ブレーメンのアダムの残した記録では、右にウォーダン、左にフリッコ、中央にソールを配した3体の像が ウプサラの大神殿で礼拝されていたという。そして天空の支配者であり、雷、稲妻、風、雨、晴天、繁殖力を司り、 疫病や飢饉の時はソールへ捧げものが供えられると述べられている。

その他エッダ等の文献で、ソールと巨人たちの戦い、冒険が語られている。900年頃の詩という 「トリュムスクヴィダ」では盗まれたミョルニルを取り返す物語が歌われてる。

 
関連項目一覧
北欧,ゲルマン 【文化地域項目】
ミョルニル 【ゲルマン,北欧:武器:槌】
タングニョースト 【ゲルマン,北欧:魔法の山羊】
オージン(オーディン) 【ゲルマン,北欧:神】
フィヨルギン(ヨルズ) 【ゲルマン,北欧:女巨人】

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