幻想世界神話辞典 〜
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ヤタガラス 八咫烏 >>関連項目一覧または、やたのからす、とも。日本の神話にでてくる大きな烏。名前の八咫(やた)は「やあた」の略で大きなことをいう。 神武天皇の東征の道案内をしたという。古事記に「今天より八咫烏を遣はさむ。故、其の八咫烏引道きてむ」と。 または、太陽の中にいるといわれる三本足の烏。讃岐典侍に「例の八咫烏、見も知らぬものども」の記述がみえる。 また水軍、軍船の案内に紋として用いられることもあったようだ。これは熊野水軍と熊野信仰の関係もあったようだ。 戦国時代の鉄砲衆、雑賀孫市も八咫烏を定紋としたという。 サッカーのワールドカップの日本チームのユニフォームにも八咫烏がデザインされている。 (財団法人日本サッカー協会 公式サイト) 中国の伝承でも太陽の中に3本足の烏がすむという伝承があり、カウ(火烏)と呼ばれている。 またギリシャ神話でもアポロンの象徴の鳥は烏であり、太陽と烏の関連づけがみられる。 関連項目一覧
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