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ユキオンナ 雪女 ゆきおんな >>関連項目一覧


または雪女郎。日本の伝承、民話、昔話にでてくる妖怪。雪の降る夜に出現する女の妖怪。 豪雪地帯に伝承が多いようだ。豪雪や猛吹雪の時に現れると考えられている。

江戸時代頃の、三国峠付近の、あるマタギの物語がある。
子供の頃、父親と狩にでたが獲物はなく吹雪になった時、向こうから 人がやってくるらしい様子に「けっして言葉をかわしてはいけない、顔もみるな」と父親がいった。 恐々、見てしまったが、赤い縞模様らしい着物を着た顔の白い女だった。 二人の顔をじっと見てそのうち吹雪の中へ消えた。 帰った後父親が「あれは雪女で言葉をかわすと食い殺される」といった。 それ以後は出会った事がないという。

新潟県魚沼地方では吹雪の翌朝、凍死者がでると「雪女にやられたなぁ」というらしい。

雪、吹雪、冬の擬人(神格化?)でヨーロッパではデンマークの「雪の女王」やロシアの「マロースじいさん」などがみられる

 
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