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エイプリルフール April fool,All Fool's Day(英語)、Le jour de poissons d'avril(フランス語) >>関連項目一覧エープリルフールとも。日本語では「四月馬鹿」(四月バカ)、「万愚節」などとも。4月1日に冗談のウソをついて楽しむ日。 元々、April fool自体はだまされた人をいうので、英語ではApril Fool's Day、All Fool's Dayなど。foolは「思慮分別のない人、ばか者、まぬけ、 足りないやつ、愚人」の意味。 各国での呼び名も多くはおろかな者、馬鹿なものを表すものになっている。 フランス語:ポワソン・ダヴリル(4月の魚) この時期よく釣られる鯖(さば)が馬鹿魚とする。 イギリス:April-gowk(4月のカッコウO.N. gaukr "a cuckoo" 1680年頃) イギリス(カンバーランド、ウェストモアランド、ランカシア、ヨークシャー):a May gosling(5月のガチョウのひな 愚かな未熟者の意味 1791年頃) 一部では5月1日がthe day for hoaxing(hoax かつぐ、悪ふざけ)だったという。 由来は諸説あるが、ヨーロッパで今の3月25日が新年で4月1日まで春分の祭りがあり、贈り物をしあったという。 1564年にフランスのシャルル9世が暦を変え1月1日を新年にしたことに人々が反発し、4月1日にデタラメな贈り物や宴会・馬鹿騒ぎをしたことが もとになったという。 イギリスでも4月1日を祭る習慣があったが、フランスの習慣が伝播したという。 キリストの受難(4月初め)の故事を偲んで、人に無駄足をふませる奇習がおこったとも、 またインドの春分の仏教の説法が3月30日に終わることから、翌日には信心深くなったものも元に戻ってしまうので、 3月31日を揶揄節とし人を無用な使いに走らせて面白がった事が由来という説もあるがはっきりしない。 日本では明治期に伝わったらしいが一般化したのは昭和以降だという。 海外ではテレビ・新聞などマスメディアでも、この日にジョークをおこなうが、近年インターネットWebサイトでも、4月1日に冗談のようなコンテンツを載せることが 定番化している。 参考資料 ・ 故事名言・由来・ことわざ総解説 ・プログレッシブ英和中辞典(JapanKnowledge) ・ONLINE ETYMOLOGY DICTIONARY 関連項目一覧
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