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イスマーイール Isma'il >>関連項目一覧


またはイスマーイール派(英語Isma'ilis)。8世紀後半にわかれたシーア派の分派。 6代イマームの息子イスマーイールがシーア派の第七代イマームになるのが正当であると信じていた。

コーラン(クルアーン)とイスラムの教えの内面的で秘教的な側面を強調し 、それによって「権威的な指示」タアリームを手に入れることができると主張した。

ファーティマ朝がエジプトにおきたときがもっとも隆盛したようだ。 王朝名は預言者の娘でアリーの妻であったファーティマFatimaの後裔だという主張からつけられた。

イスマーイール派のファーティマ朝の布教者ハサン・サッバーフによって創始されたニザール派は 大麻(ハシーシュ)を服用してか暗殺を行ったことから、他の宗派からハッシーシャ (大麻常習者)と侮蔑された。この語がヨーロッパに入って暗殺者アサシンassassinになった。

イスマーイール派は現在では以前の急進主義は放棄しインドやパキスタン、シリア、イランに信者がいる。

 
関連項目一覧
イスラーム 【文化地域項目】
コーラン(クルアーン) 【イスラーム:聖典】

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