幻想世界神話辞典 〜
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ヘパイストス ヘファイストス Hephaistos >>関連項目一覧ヘレネス(ギリシャ)神話の鍛冶神。ローマ神話におけるウルカヌス(英語バルカン)、別名ムルキベル。 神々の鍛冶として様々な武具や物品などを多く製作した。最も強力なものはゼウスの雷電(ケラウノス)だろう。 一説では女神アテナは発明して ヘパイストスとキュクロプスたちが作ったとも。 ゼウスとヘラの子。生まれつきびっこだったので、ヘラが気にして地上へ追放したとも、ゼウスとヘラが喧嘩した時、 ヘパイストスがヘラの味方をしたので、ゼウスの怒りを買い、地上へ落とされ、びっこになったともいわれる。 地上へ転がり落ちて、着いた場所がレムノス島で、以後ヘパイストスに捧げられたという。 建築師、鍛冶師、鎧師、チャリオット製造者であり、とにかく万能技師。 神々の天馬に真ちゅうの蹄鉄をうったり、細工物に自ら動く力を与えることができ、彼のこしらえたトライポット(椅子と卓を兼ねた三脚器) は勝手に天空の広間を行き来した。ヘパイストスの錬金術的ロボットといえるかもしれない。 ヘパイストスは身体だけとはいえ人間「パンドラ」すら作った。 また自分の給仕用に、黄金の侍女を作り知能を与えた。他にも父ゼウスのためにアイギスという盾をつくった。 ヘパイトスがゼウスの雷霆を鍛え上げた褒美にゼウスからアプロディテを妻として与えられたという。(アレスも参照) 他にも多くの武具を作ってもいる。 ・ヘラクレスの黄金の鎧(胸当) ・ポリュデウケス(ポルックス)の鉄の手・拳 ・ペルセウスがメデューサの首を切り落とした鎌ハルパー またヘパイストスの属性的な「火」の強さはアレスを退けたり、アキレウスを他の神から守るほど強かったようだ。 関連項目一覧
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