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クサナギノツルギ 草那藝劍(記)*、草薙剣(紀)* >>関連項目一覧 アマノムラクモノツルギ(天叢雲剣)
*(記)は古事記での漢字表記、(紀)は日本書紀での漢字表記。
日本の神話にでてくる剣。スサノオがヤマタノヲロチの尾を斬った時に、尾の中から出てきた。
もとの名は、ヲロチのいる上空に、いつも雲があったのでアマノムラクモノツルギ(天叢雲剣)といったが、ヤマトタケル(日本武尊)の時、名前を改めたという。「ムラクモ(叢雲)」は集まりむらがった雲のこと。
名前については、都牟羽(つむは)の大刀、都牟刈(つむかり)とする伝えもある。
スサノオは「これは不思議な剣だから、どうして自分の物にできるだろうか」と天つ神に献上した。
または、尾張国の吾湯市村(あゆちのむら)にあり熱田の祝部(はふり)が神として祀っているとも、五代の孫のアマノフキネノカミを遣わし、天に奉ったともいわれる。
三種の神器のひとつ。
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