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ヤマトタケル 日本武尊(紀)、倭建命(記) やまとたける >>関連項目一覧景行天皇の第三皇子、母は播磨稲日大郎姫(はりまのいなびのおおいらつめ) 年少の頃から武勇にすぐれ、兄が父が召し上げた乙女を盗んで朝夕の食事に参会しなかったことを 教え諭すよう、父から言われると、兄が厠に入るところを捕らえて手足を引き裂いて菰(こも)に包んで 投げ捨ててしまった。恐れた父の天皇は西方の平定を命じる 女装してクマソタケル兄弟の宴席に入り、兄弟を剣で刺し通した。 虫の息のクマソがたたえて「ヤマトタケル」の名を奉った。 さらに各地の山の神、河の神、海峡の神を征し、出雲の出雲建を詐術で討ち、西方平定して 帰った。 今度は東方十二道の荒ぶる神、王化に従わぬ者を征討するよう命じられる。 おばの倭比売命(やまとひめのみこと)から草那芸剣(くさなぎのつるぎ)と袋をさずかる。 東国でもまつろわぬ神、人を平定する。ミヤズヒメと結婚し、妻のもとに剣をおいて出かけた 皇子はその後、疲れと病いで亡くなる。死後、八尋白智鳥(やひろしろちどり。おおきな白鳥) となった。 関東各地にはヤマトタケルの東征伝説が伝承されている。 関連項目一覧
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