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フチコマ (アマノフチコマ) 天斑馬 >>関連項目一覧あまのふちこま。むちこま。ぶちこま(斑駒)。ぶちうま。 日本の神話伝承にでてくる。「天の」は美称。斑馬とは毛色がまだらな馬。 種々の毛色がまじっている馬。 ぶちうま、は「ぶちむま」とも。ぶちこま、は古くは濁らず「フチコマ」と言った。 『古事記』で、スサノオ神がアマテラス女神の織屋に天斑馬の皮を逆剥ぎにして ぶちこむ乱暴をした。 『古事記』上つ巻[天の岩戸]「天照らす大御神の忌服屋(いみはたや)にましまして神御衣(かむみそ)織らしめたまふ時に 、その服屋の頂を穿ちて、天の斑馬(むちこま)を逆剥ぎに剥ぎて堕し入るる時に、 天の服織女見驚きて梭(ひ)に陰上(ほと)を衝きて死にき」 『日本書紀』神代上「秋は則ち、天の斑駒放ちて田の中に使伏す」 『御巫本日本紀私記』神代上「天斑駒<天万不知古末又云鹿>」 『十巻本和名抄』-七「駮馬 説文云駮馬<補卓反 駮馬俗人云布知无万>不純色馬也」 参考文献 ・ 日本国語大辞典 〔精選版〕 1 ・ 新訂 古事記 現代語訳付き (角川文庫) 関連項目一覧
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